冷酷、とはいい過ぎだろうか。
いや、私にとって彼女は冷酷な人だ。

何故なら、私が彼女を深く愛している、
殆ど虜になっていると知っていながら、
私に微笑みかけ、優しい言葉を送り、美しく装い、
私の誘いを喜び、去り際に涙し、そっと私の衣に触れる。



それなのに、私が彼女を求めると、



「私に触れないでください」



と、こういうのだ。



だが、私もまた知っている。
そこで諦めれば彼女の中から私の存在は消え、
彼女は新たな虜を求めるだけのこと。

彼女の伸ばす糸に今は絡め取られているふりをしなければならない。



本当に望んでいるのはどちらなのか、
本当に望まれているのはどちらなのか、



私は知っているから。

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恋の駆け引き…というものに憧れがないわけではないですが、
そもそも駆け引きという行為自体ができない人なので、
ワタクシには一生ムリだと思います(笑)。

本日のお花は釣船草(つりふねそう)でございます。
花言葉は「安楽」「心を休める」「期待」「詩的な愛」「私に触れないで下さい」だそうですよ。
何だか持ち上げて落とすって感じの言葉のセットな気が。

他のお花と花言葉です↓

ランタナ…詳細は10月3日分参照。

グリーンネックレス…「健やかな成長」「青春の思い出」「豊富」
(名前が可愛い♪見た目も可愛いです。)

野薔薇(のばら)…実の言葉にグッと来ました。
「素朴な愛」「孤独」「才能」「詩」
(実)「無意識の美」

七竈(ななかまど)…「慎重」「賢明」「用心」「私と一緒にいれば安心」「怠りない心」
(別名「雷電木(らいでんぼく)」というそうです。花言葉も何か力強い感じ。武士っぽいなぁ。)


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