ひろみか☆PLAZA育児なるほど辞典>第2回「運動能力」




第2回のお題 「運動能力」 

子供の運動神経を高めるため、なにかスポーツを習わせたい。 
親なら、一度はそんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。 
体育大学で保育学科の教授をなさっている先生によると、 
幼児期の運動遊びはとっても大切だそうです。運動能力のうち、 
「神経系」(いわゆる反射神経など)は、幼児期に80%まで 
発達してしまうとのこと。びっくりしました。 
しかし、反射系以外の能力(粘り強さや筋肉の成長など)は、 
幼児期に発達するものではないんだそうです。だから、幼児期のうちから 
持久力をつけさせようと走り込みをさせても、効果は薄いとのことでした。 
幼児期に必要なのは、屋外で自由に運動させること。 
登る、ぶらさがる、すべる、逆さになる。それで高さに対応できるようになります。 
ボールやなわとびで遊ぶことで、物を操る能力がつきます。 
ときには、「よーいどん!」の掛け声で、反射能力を高めてあげましょう。 
特別な道具も場所もいりません、子供が飽きるまで存分に遊ばせて 
あげてください。それが運動能力の発達にいちばん効果大、なんだそうです。 

みなさんはお子さんをどれぐらい外で遊ばせていますか? 
キャッチボールって、とってもいい運動だそうですよ。 
できたら、右手だけでなく左手でも投げさせてみると、なおいいとのことでした。