ひろみか☆PLAZAジブリ美術館訪問記>エントランス

エントランスからのお話。

 **フィルム入場券と引き換えだ!**  

さぁいよいよ美術館の中に入ります。
最初はエントランスで、ローソンでプリントされた入場引換券を
フィルム入場券に引き換えるイベントが待っています。
ここでもしも、大人がみんなの引換券をまとめて持っていたら
どうぞ、お子さんにも持たせてあげてください。

ジブリ美術館では、子どもも立派なゲストの1人。
入場券も、ちゃんと子どもに手渡してくれます。
カウンターまで背が届かない子どものために、踏み台も用意されています!
このチケットは、館内の映画館の入場券にもなりますので
大事にとっておいてくださいね。




↑こんな感じで、作品のフィルムがはさみこまれています。
これはご存知、耳をすませばの1シーン。
バロンの後ろに、窓ガラスに映った雫が描かれているの見えますか?(^^)
耳をすませばが大好きなみずぴぃは、これをもらってすっごい喜んでました♪

 **天井にはフレスコ画、窓にはステンドグラス**  


チケットと利用案内のパンフをもらったら、いよいよ館内へ進みます。
でもその前に、天井を見上げてみてください。きれいなフレスコ画が描かれています。
階段を下りて地下1階へ向かいますが、途中の窓にはステンドグラスが。
きれい〜。で済ませず、よーく見てください。
あっ!トトロがいる!こっちにはキキとジジが、わぁシシ神だ!!
そうなんです、館内のあちこちに描かれたフレスコ画や窓のステンドグラスには
ジブリ作品のキャラクターがさりげなく登場しているのです。
先へ急ぎたい気持ちを押えて、そんなところもじっくり見ながら進んでいくと
倍楽しめると思います(^^)

さて館内ですが、特に見学の順路というのは決まっていません。
ご自分達で好きな場所を好きなように見て回れます。
いきなり2階のねこバスへ行くもよし、ショップで買い物するもよし。
でもここでは、わかりやすいように階別に中をご案内していきますね♪


余談:「館内撮影禁止」
現在、美術館内は撮影禁止です。喫茶ルーム内も駄目みたいです。
「思い出は心に刻んで帰って欲しい」と、宮崎駿監督のメッセージも掲げられています。
しかし実は、OPEN当初は撮影OKだったのです。私の記憶では、10月にオープンしてその年いっぱいは
撮影できました。ところが年明けに行ったら撮影NGになってました。其の理由はたぶん・・・
ねこバスルームは、子ども達に大人気スポット。そこで、子どもの写真を撮る親がいっぱいいました。
中には、ねこバスの顔の部分に子どもの顔を出させてみたり、鼻の上にまたがらせてみたりと
他の子どもそっちのけで何枚も写真を撮りつづける親もいたのです。
見かねて注意する係員の声も聞かず、順番を待っている子ども達と交代する時間になっても
うちの子はまだ正面から撮れてないから、あと1枚、あと1枚だけと撮りつづける親もいたのです。
私も遭遇したことがあります。周囲のつめたーい視線などお構いなしにカメラとビデオで撮りまくってました。

きっと、親同士の撮影ポジション、順番を巡るバトルでもあったんじゃないかなと思います。
ねこバスの正面は、いつも大混雑でしたから。

そんなわけで現在、ジブリ美術館で撮影スポットとなっているのは
最初に紹介した「にせものの受付にいるトトロ」前と、
屋上にいるロボット兵前のみ。(屋上は『館内じゃない』ということなんですかねぇ?)
しかし!そのおかげで、ロボット兵の前は順番待ちの大行列。
屋上へのぼるらせん階段の中まで行列は続き、子どもがひとりで上り下りするのは
危ないような空間になってしまいました。
そしてロボット兵の前も、撮影スポット「だけ」の場所になってしまい、
最初の頃のように、子どもがロボットの股の下をくぐって遊んでみたり、手によじ登ろうとしたり
ロボット兵にじゃれつけるような雰囲気はなくなってしまいました。
私は、ここもいずれ撮影禁止になるのではと危惧しています。
美術館側は撮影されることを嫌がっているわけではないだろうに、
利用者のマナーが悪いために、どこもみんな撮影禁止にするしかなくなる。
なんだかとても悲しいですね・・・。



つぎは、地下1階のお話。
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