1週目 (〜10月19日)
2001年10月12日 【これからよろしくね】
13時36分 3055g 47cmの女の子を出産!
友人に「鼻からスイカを出す感じよ」と言われたのが納得できた。
立会い出産を予定していたので、旦那と前日の0時に病院に来ました。
陣痛の間隔がなかなか短くならなくて長かったなぁ。
そして、今朝方、せっかく短くなってきた陣痛の間隔が延びて。。。チビまさは、疲れちゃったのでしょうか?
まだまだ先かなぁ?なんてがっかりしていたら、午後に向けて一気に間隔が短くなった。
「早く分娩室へ!」という助産婦さんの声とともに車椅子で分娩室へはいる。
陣痛がピークで1ミリたりとも動けない。。。と思っているところに、「分娩台へ上がって」と言われる。。。
「目を明けて!」「あごをひいて!」
「ひーひーふーうん」もう病院中聞えてもいいや!と思う程大きな声になってしまう。
助産婦さんに「あともうちょっと。頭が出てきましたよ」と言われて。思いっきり踏ん張って。。。
足の間からチビまさのたくさん髪の毛の生えている頭が見えた時、つるんと。
「出てきてすぐに大きな声でしっかり泣いたね」って助産婦さんが。え?そっか、泣いたな。
朦朧としていて意識していなかった。
旦那様が差し出してくれたお水をやっと口にできました。
※お腹にいるときから子供のニックネームは「チビまさ」です。命名まではこのニックネームで呼ばれます。
その後、チビまさは、産湯につかってきれいになって、旦那様にだかれて分娩台の私のところに戻ってきました。
「ちっちゃい」想像した顔と違う?というか想像できなかったけど、そっかこんな顔なんだというように、しっくりきたわけでもなかった。
しっかり大人の相似形で。。。ココまで育っていたとはびっくり。
「私でも旦那でもなく、足して2で割ったわけでもない存在なんだなぁ。」とじっくり見入ってしまった。
「はじめまして、ママです。これからずっと一緒なんだね。よろしくね」
旦那とも握手をした。
チビまさは、新生児室へ。
私は寝る前に、夢だったのか心配なり新生児室へ。ガラス越しに私の名前をつけたチビまさが寝ていました。
本当に産まれてきたんだね。
2001年10月13日 【初めての授乳】
ママは、11時に授乳室へ。チビまさは待っていました。体温をはかって、おむつを確認して、授乳する。
チビまさは小さいお口でチュクチュクと一心不乱に母乳を飲んでいます。本能ってすごいなぁ。
そして、ママは、「私は哺乳類なんだ」と実感しました。
※今日からママという主語を使います。
2001年10月14日
ママは、産まれたことがうれしくて、友人達に電話をしていたので、お見舞いに来てくれました。
友人達は、既に子供がいます。彼女たちもこんな思いをして産んできたんだなぁ。すごい!尊敬のまなざしで見てしまいました。
2001年10月17日 【おじいちゃまとおばあちゃまと対面】
四国からおじいちゃんとおばあちゃまがチビまさに会いにお祝いに来てくれました。遠くからきてくれたのにガラス越しでしか対面できないのは申し訳ない。動いたらもっとかわいいのになぁ。それにずーっと眠っているしね。しかし「かわいいのぉ」と喜んでくれました。
来てくださってありがとう。
2001年10月19日 【祝 退院】
授乳、お臍のお手入れ、ミルクの作り方、室温、沐浴のさせ方などなど。。毎日たくさん教わって。。。もう退院です。
(浜松のおじいちゃんとおばあちゃんが退院のお手伝いにきてくれました。ありがとう。)
チビまさは、初めての外気は大丈夫かしら?
そして、私達のお家は気に入ってもらえるかしら?
おじいちゃんとおばあちゃんとママに囲まれて、チビまさがお家で寝ています。
そこへパパが帰ってきて、「おー、チビまさ!」っていきなりだっこしようとしました。
その時、パパは「あーーっ」「手を洗ってから」って3人に大声で言われびっくり。
石鹸でしっかり手を洗ってやっと抱っこができました。おじいちゃんも抱っこしてうれしそう。
環境が変わって夜泣くをするかも。。。と言われましたが、チビまさはおとなしく寝てくれて助かりました。
病院からもらった日誌をつけることにしました。森永乳業からの贈り物です。
つけなくてもいいのですが、小さな達成感が味わえるのではないかと、私のためにつけることにしました。