「ねぇ、おじいちゃん。ぼくにも、サンタさん、くる?」

こどもたちがいってしまったあと、プリュルはソウさんに

きいてみました。

「ああ、プリュルはいいこだから、ちゃんとサンタさんが

きてくれるよ」

ソウさんは、いつもとおんなじにこにこがおで、いいました。

「さあ、そろそろおうちへかえろう」

ゆっくりとあるきだすソウさんのうでのなかで、プリュルは

こっそりとロップくんにいいました。

「ねぇ、ロップくん。もしかしたら、おじいちゃんが

 サンタさんだったりして!」

 

                       おしまい

 

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