自作スピーカーの紹介<MK-05>サブウーファーDRW型 |
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図1 | 図2 |
[ASWの基本](引用文献:雑誌の長岡鉄男オーディオ・コーナー スーパー・ウーファーの製作・2”MAGNITUDE 3”より)ASWは、磁気回路とヴォイスコイルによって生じる駆動力で、コーンとメイン・キャビネット内の空気を仲介として、ダクトを振動させるという形をとる。 <ユニットの条件> ・駆動力が大きいこと。磁気回路が強力であること。 ・インピーダンスが広域に向かって急上昇しているものが良い ・コーン、エッジとも丈夫であること。 ・F0は低い方が良い ・Q0は低い方が良い <バフレス部キャビネットの設計> ・ダクト開口面積は大きい方が能率は高い。実用的には振動版実効面積の0.5〜1.0倍だろう。 ・ダクト長は10cm以上になるように設計する ・ポートの位置は床面に近い方が良い。 ・キャビネットの実効内容積はポート面積、ダクト長、fdの三つの条件で決まってくる。 ・吸音処理は原則として不要だ。が、ある程度の吸音処理は必要。 |
<方向性> |
<材料> |
<制作> |
制作はさほど難しくはなかった。ただ、箱が大きいだけに置く場所に苦労した。
各箱のふた部分は接着せず、ねじ止めとする。吸音材等の変更のためである。密閉度が問題になるが変更の柔軟性を優先する。
図1の左端の密閉型スピーカー(1段目)は単純な箱、吸音材をふわっと全体に詰める。
図1の真ん中のバフレス箱(2段目)は補強板1段、底板は4枚の張り合わせにした。
図1の左端のバフレス箱(3段目)は大変トールな箱である。補強板は3段になる。
(投影図参照)