3章 システム管理

3-7検索書式管理


Soraテーブルを検索する検索書式を作成、編集します。起動するには、リボンの[Soraツール]バー[検索書式管理]をクリックします。
[検索書式管理] 検索書式を作成・編集し、処理選択テーブルに登録します。処理選択テーブルに検索書式を登録することでメニュー処理から条件検索ができます。検索書式にはSoraテーブルのレコードを検索するための条件式を設定します。

  1. 検索書式管理 処理概要
  2. 条件検索書式の属性
  3. 条件検索書式の内容

機能詳細

  1. 一部分の文字で検索
  2. 未入力のフィールドを検索
  3. 前回の内容表示
  4. 検索後処理(Next処理)
  5. NEXT処理確認メッセージ不要
  6. 非表示実行検索書式

検索書式には、任意に条件が設定できる[条件検索書式]のほかに自動で書式が作られる[AND検索書式]、[OR検索書式]、[一覧検索書式]、[移動検索書式]があります。

<検索書式の種類>
編集前処理説明
[条件検索書式] 任意の条件を記述できます。
[条件検索入力フォーム]で表示します。
[検索書式編集フォーム]で編集します。
テーブル名[USysRef...]です。
[AND検索書式] 各フィールドを”AND”演算子で結んだ条件検索書式です。
[AND検索入力フォーム]で表示します。
[検索書式編集フォーム]で編集します。
テーブル名[USysRea...]です。
[OR検索書式] 各フィールドを”OR”演算子で結んだ条件検索書式です。
[OR検索入力フォーム]で表示します。
[検索書式編集フォーム]で編集します。
テーブル名[USysReo...]です。
[一覧検索書式] リストボックスにテーブルを表示して、条件検索します。
[一覧検索入力フォーム]で表示します。
[一覧検索書式編集フォーム]で編集します。
テーブル名[USysRel...]です。
[移動検索書式] インデックスフィールドに条件を入力し、該当レコードに移動します。
[移動検索入力フォーム]で表示します。
[移動検索書式編集フォーム]で編集します。
テーブル名[USysRes...]です。


<検索書式管理 処理概要>
[検索書式管理フォーム]
  1. 検索書式を処理選択テーブルに追加
    [検索書式一覧]をクリックします。検索書式を選択し、[追加]矢印をクリックします。
  2. 属性の変更
    検索書式を選択し、[属性]をクリックします。
    検索書式の属性を編集するフォーム(メニューテーブルフォーム)が開きます。(下記参照)
  3. 処理選択テーブルから検索書式を削除
    処理選択テーブルの検索書式を選択し、[削除]をクリックします。
    検索書式を処理選択テーブルから削除します。
  4. 処理選択テーブルの連番を整列
    [整列]をクリックします。
    検索書式の連番を整列します。
  5. 処理選択テーブルの検索書式を移動
    移動したい場所の番号を入力し、[移動]ボタンをクリックします。
    検索書式の表示順番を変更します。
  6. 検索書式の編集
    検索書式を選択し、[編集]をクリックします。
    検索書式を検索書式編集フォームで開きます。
  7. 検索書式の複写
    検索書式を選択し、[複写]をクリックします。
    検索書式を複写します。
  8. 検索書式の削除
    検索書式を選択し、[削除]をクリックします。
    検索書式をAccessシステムから削除します。
  9. 検索書式名の変更
    検索書式を選択し、[名前変更]をクリックします。
    検索書式の名前を変更します。
  10. 検索書式を新規作成
    [新規作成]をクリックします。
    検索書式の雛型を作成し、検索書式編集フォームを開きます。
  11. 検索書式の検索
    検索書式を選択し、[検索]をクリックします。
    [業務検索]フォームが開き、選択した検索書式を管理する処理選択テーブルを表示します。処理選択テーブル名を選択して、[2次検索]をクリックすると選択した処理選択テーブルを管理する業務が表示します。

<検索書式の属性>
[検索書式属性フォーム]
  1. [連番]
    表示する行の順序(昇順)を表わします。
  2. [表示種別]
    ”検索メニュー表示”を設定します。
    レコードの内容を表示するフォームを表わします。
  3. [項目名]
    行の項目名として表示します。
  4. 説明
    行の説明として表示します。
  5. [起動種別]
    ”検索処理”を設定します。
    実行する処理を表わします。
  6. [編集前処理]
    ”条件検索”、”AND検索”、”OR検索”、”一覧検索”、”移動検索”を設定します。
    検索の種類を表わします。
  7. [編集前処理名]
    検索書式名を設定します。
  8. [並び替え]
    [並べ替え]欄に並び替えたいフィールド名を記述します。
    複数のフィールド名を使用する場合は、それぞれの名前をコンマ (,) で区切ります。レコードを降順で並べ替えるには、文字列式の最後に「DESC」と入力します。たとえば、明細のレコードを明細番号で降順に並べ替えるには、”DNPNO DESC”を設定します。
  9. [Next処理]
    検索後に実行するマクロまたは印刷名を設定します。
  10. [範囲区分]−[選択]
    管理で指定した属性に対応する属性を選択します。

<検索書式の内容>
[検索書式編集フォーム]
検索書式はテーブル(USysRef...)で構成されています。1レコードが1つの式になっており、レコード間をAND、OR等の論理演算子で結ばれます。
  1. [No]
    連番を入力します。
  2. [行区分]
    行の種類を表わします。”条件式”が表示します。
  3. [論理演算子]
    以下の論理演算子が使えます。
    1. (
    2. Not (
    3. And
    4. Or
    5. Xor
    6. Eqv
    7. Imp
    8. ) And
    9. ) Or
    10. ) Xor
    11. ) Eqv
    12. ) Imp
    13. And (
    14. Or (
    15. Xor (
    16. Eqv (
    17. Imp (
  4. [テーブル名]
    業務に対応したテーブル名を記述します。
  5. [フィールド名]
    フィールド名(項目名)を記述します。
    複数のフィールドをつなげることができます。
    <例>[フィールド名] & [フィールド名]
  6. [データ型]
    フィールド名のデータ型が表示されます。
  7. [比較演算子]
    以下の比較演算子が使えます。
    先頭に"/"文字がある比較演算子は大文字小文字の区別をします。
    1. <
    2. <=
    3. >
    4. >=
    5. =
    6. <>
    7. Is
    8. Like
    9. *Like
    10. Like*
    11. *Like*
    12. /<
    13. /<=
    14. />
    15. />=
    16. /=
    17. /<>
    18. /Like
    19. /*Like
    20. /Like*
    21. /*Like*
  8. [初期値]
    条件検索フォームを開いたときに表示する式の内容を記述します。
    今日の日付を設定できます。下記内容を設定してください。
    =Date()
    
  9. [漢字変換モード]
    漢字モードを指定します。以下のモードがあります。
    1. コントロールなし
    2. オン
    3. オフ
    4. 使用付加
    5. ひらがな
    6. 全角カタカナ
    7. 半角カタカナ
    8. 全角英数
    9. 半角英数
  10. [閉じ括弧]
    式の最後に閉じ括弧が必要な場合に記述します。
    1. )