|
|
最近、話題の言葉です。平たく言うと人間の脳を制御する司令塔となっている脳内物質です。 これが不足してくると色々な身体不調が起こるし、逆にこれを意識的に増やしてやると特にうつ、 不安症、いらいらなどの精神(神経)上の不調が改善される可能性があるということで注目されて いるのです。 ○あなたはストレスにさらされていませんか ストレスが強いと内臓、血管、汗腺などの働きをつかさどる交感神経の働きが過度となり、 様々な体調不良が生じます。下痢、腹痛、動悸、異常な発汗などです。この交感神経の働きを 抑制するのが副交感神経なのですが、その手助けをしているのが脳内物質で、その中の一つ がセロトニンというわけです。 ○セロトニンを増やすには セロトニントレーニング(下記)とトリプトファンがキーワードになります。トリプトファンは サプリメントでも取れますが、過度に取るとよくないので、まず、大豆関連食品、ごま、バナナ、 乳製品など食品で摂取するのが基本です。次いで、セロトニンを体内で合成するためには、ビタミン B6が必要です。ビタミンB6を多く含む食品はサンマ、イワシ、サバなどの魚類、豚肉、レバー、 玄米、ニンニクなどです。さらに、補助栄養素として糖類が必要といわれています。糖類は穀物、 イモ類、果物、ハチミツなどから取れます。 ○セロトニントレーニング 有名なのは有田秀穂氏の『朝の5分間脳内セロトニントレーニング』。ポイントはセロトニンが朝 出易い点(太陽の光を浴びるとさらによい)とリズミカルな運動とのことです。問題は対象のセロト ニンが微量の脳内分泌物質なので、直接計測が難しそうな点です。何をやったらこれだけ増えたと いう証明データが明らかにされれば素晴らしいのですが・・・・。 ○どう考えればいいの? セロトニンに限らず脳内ホルモンなどの類は外乱に左右され易くかつ個人差もあり、それが絶対 という考え方はできないようです。例え数%でも効果があればという寛容な気持ちで考えるのが よいと思います。但し、今後、研究が進み新しい事実が明らかになれば、より確実な効果が望める かもしれません。いずれにしても、今後、注目される分野であることは確かです。 専門の研究者は少ないとみられ、有田秀穂さんの情報量が突出しています。管理人の持つ情報では その他は上田秀一さん、横山光宏さん、下川宏明さんといったところです。 有田秀穂さん:東邦大学医学部教授で呼吸・覚醒・情動の神経生理学が専門。座禅など (長呼吸)によってもたらせられる心理的・生理的な現象は脳幹・縫腺核のセロトニン神経の活性化 によって説明できるという仮説を検証。一方、氏の脳内分泌物質の計測や理論展開の飛躍について 批判の声もあります。 管理人は脳内分泌物質の計測進化の必要性について異論ありませんが、一般向けにセロトニンの 効用を平易に説いた氏の決断(勇気)を評価したいと思います。 上田秀一さん:キレルねずみを人工的に育成したことで著名です。ドーパミンを過剰に 与えると攻撃性の高いねずみができたとのことです。人間も含めて、ドーパミン、ノルアドレナリン、 セロトニンのバランスが大切というのが氏の説です。 横山光宏さん、下川宏明さん:循環器領域でのセロトニン研究が専門。セロトニン受容体、 セロトニンの血管系への作用など。 以上のような状況を踏まえ、僭越ながら管理人は有田秀穂さんの著書を両サイドの欄でご紹介させて 頂いております。今後、その他の方々の著書もご紹介させて頂きたいと思っております。また、「この ような著書が他にある」という情報がありましたら、本サイト、「管理人へのご連絡」より情報を ご送信下さい。 [戻る] |
|