4章 カスタマイズ4-4レポート

テキストボックスを均等割付する


レポート上に貼り付けられているテキストボックスコントロールの表示範囲に合せて均等割付による印字を行うことができます。この機能を使うことで文字数が多くて通常では語尾がかけるテキストボックスに対し文字が重なって印字されます。
apRptKinto関数を使います。

テキストボックスを均等割付する

レポートの詳細セクションの "OnFormat/フォーマット時" のイベントプロシージャで、次のように設定します。

Private Sub 詳細_Format(Cancel As Integer, FormatCount As Integer)
   apRptKinto [コントロール名]
End Sub
[コントロール名]にはレポート上に貼り付けてあるテキストボックスのコントロール名を指定します。
指定されたテキストボックスは、実際には印刷されません。関数から印刷します。そのためテキストボックスにリンクされたラベルは印刷されません。
関数による印刷にはテキストボックスの下記プロパティが有効になります。
  1. FontName/フォント名
  2. FontSize/フォントサイズ
  3. FontItalic/フォント斜体
  4. ForeColor/前景色
  5. FontBold("FontWeight/フォント太さ") ※ヘルプの "FontBold プロパティ" 参照
指定されたテキストボックスコントロールの "Height/高さ" と "Width/幅" プロパティの値により、横書き・縦書きの判断を行っています。
背景色などの設定が必要であれば、背後に四角形(ボックス)コントロールを貼り付け、希望の表示をこちらで行ってください。