4章 カスタマイズ4-3フォーム

「つくつく住所」を活用する[Access97]


市販のソフトウェアである「つくつく住所」(Ver.3)を使うことで電話番号から住所の入力ができます。以下にその使用例を紹介します。
「つくつく住所」は日本ソフト販売株式会社の商品です。(http://www.nipponsoft.co.jp/products/tuku/)
<注意>
Window2000で当処理を行うと漢字が文字化けを起こします。


<操作手順>
  1. 「つくつく住所」をセットアップします。
    「つくつく住所」のユーザーズマニュアルの指示に従いインストールします。
  2. Soraシステムを起動し、使用するSoraフォームを変更します。
    1. 「つくつく住所」起動するコマンドボタンを追加します。
      コマンドボタン作成のウィザードの指示に従い[アプリケーションの起動]のボタンを追加すると下記のプロシージャが追加されます。
      入力開始の項目にフォーカスを持っていくコードを追加します。
      Private Sub コマンド58_Click()
      On Error GoTo Err_コマンド58_Click
          Dim stAppName As String
          stAppName = "C:\Program Files\つくつく住所3\Mdr010fp.exe"
          Call Shell(stAppName, 1)
          Me![氏名1].SetFocus     'ここから入力開始(フォーカス)
      Exit_コマンド58_Click:
          Exit Sub
      Err_コマンド58_Click:
          MsgBox Err.Description
          Resume Exit_コマンド58_Click
      End Sub
          
    2. [タブ移動順]プロパティを調整します。
      テキストボックスの[タブ移動順]プロパティを「つくつく住所」で入力する順番になるように調整します。
  3. 「つくつく住所」の[出力項目設定]を設定します。
    Soraシステムを終了させないで「つくつく住所」の[出力項目設定]を起動します。「つくつく住所」のマニュアルに沿って入力項目を設定し保存します。

    [出力項目設定]例

以上です。