4章 カスタマイズ4-3フォーム

ファイルを開くダイアログ ボックス


「ファイルを開く」ダイアログ ボックスまたは「ファイル名を付けて保存」ダイアログ ボックスを作成することができます。「ファイルを開く」ダイアログ ボックスと「ファイル名を付けて保存」ダイアログ ボックスの違いは実行時のボタン名です。


<操作手順>
  1. Soraフォームを[デザイン]で開く
    リボンの[Soraツール]の[Soraシステム管理]−[Soraフォーム処理]をクリックします。
    [Soraフォーム処理]画面でSoraフォームを選択し、の[デザイン]をクリックします。
  2. デザインフォームにコマンドボタンを作成する
    [ツール]バーの[表示]−[ツールボックス]をクリックし、[ツールボックス]を開きます。
    [ツールボックス]の[コマンドボタン]でフォームにコマンドボタン(CommandSave)を作成します。
  3. [コマンドボタン]にイベントに設定する
    [コマンドボタン](CommandSave)に下記内容を設定します。
    1. [クリック時]イベント
      下記内容を追加します。[xxx]テキストボックスに選択したファイル名が入力されます。
      「ファイル名を付けて保存」ダイアログ ボックスの場合、apGetSaveFileName関数を使います。「ファイルを開く」ダイアログ ボックスの場合、apGetOpenFileName関数を使います。
      Private Sub CommandSave_Click()
          Dim strFileName As String
          'ダイアログ ボックスを表示
          Dim apOFN As AP_OPENFILENAME    '必須
          'タイトル名
          apOFN.strDialogTitle = "タイトル名" '<=任意の名前を設定
          '最初に開かれるディレクトリ
          apOFN.strInitialDir = "C:\" '<=ディレクトリ名を設定
          'ダイアログ フィルタに使用するフィルタ文字列。
          ' これを開くには、apCreateFS() を使用します。
          ' 既定値は すべてのファイル, *.*。
          apOFN.strFilter = apCreateFS("すべてのファイル (*.*)", "*.*", "テキストファイル(*.txt)", "*.txt")
          apGetSaveFileName apOFN     ' [ファイル名を付けて保存] ダイアログ ボックス
      '    apGetOpenFileName apOFN     ' [ファイルを開く] ダイアログ ボックス
          strFileName = Trim(apOFN.strFullPathReturned)   ' パスとファイル名を返します。
          
          ' ユーザーが選択したファイル名を表示します。
          If strFileName <> "" Then
              Me![xxx] = strFileName
          End If
      End Sub