2章 システムの概要2-2検索

一覧検索


[Soraメニュー]
[F4]
−−>
[一覧検索入力]

一覧検索は、検索先のテーブルをリスト表示し、選択されたリスト行のレコードをフォームに表示します。
<一覧検索フォームのキー一覧>
キー説明
[F1:ヘルプ]解説を表示します
[F2]編集モードと移動モードを切り替えます[Access]
[F3:クリア]入力中の内容を全てクリアします
[F5:実行]検索を開始します
[F4:表示]リストボックスの条件を解除します
[F6]カーソルを上部・下部に移動します[Access]
[F7:件数]条件のレコード件数を表示します
[F9:印刷]一括印刷フォームを表示します
[F10:終了]表示中のフォームを閉じます
[Ctrl+L]条件式を表示します
[Ctrl+K]条件検索書式を編集するフォームが開きます
[先頭]
[Ctrl+↑]
リストボックスの先頭を表示します。
[最後]
[Ctrl+↓]
リストボックスの最後を表示します。
[Ctrl+→]リストボックスの列を右に移動します。
[Ctrl+←]リストボックスの列を左に移動します。
[Ctrl+End]リストボックスの列を右端に移動します。
[Ctrl+Home]リストボックスの列を左端に移動します。

一覧検索では、条件検索と同様にテーブルにAccessのフィルタをかけて条件に合ったレコードのみを編集フォームで表示します。条件検索でSoraフォームを開いた状態で一覧検索を行うと条件のレコードが一覧表示します。一覧検索で再度条件を絞り込むことができます。
一覧検索フォームが開くとき、Soraフォームも同時に開きます。Soraフォームを開きたくない場合は、「Soraメニュー処理」の[属性]で[処理テーブル名]にSoraフォームで表示するテーブル名を記述してください。
<注意>
検索先のテーブルは必ず先頭のフィールドが[DANO]フィールドでなければなりません。[DANO]フィールドで条件式を作成するためです。

  1. 一覧検索の起動
  2. 一覧検索入力フォームの操作
  3. 一覧検索フォームのカスタマイズ


<一覧検索の起動>
Soraメニューから[F4:一覧]キーを押すと一覧検索フォームが開きます。値を入力して[F5:実行]キーを押します。再度検索をするには編集フォームから[F5:再検]キーを押してください。はじめの一覧検索フォームが開きます。終了するには[F10:終了]キーを押してください。Soraメニューフォームに戻ります。


<一覧検索入力フォームの操作>
[一覧検索入力フォーム]
  1. 条件入力
    リスト表示されているテーブルのレコードをクリックしてください。色が反転し選択されます。選択を解除したい場合は、再度レコードをクリックしてください。複数選択できます。
  2. ヘルプ表示
    [F1:ヘルプ]キーを押すと、検索入力フォームの説明が表示します。
  3. 入力内容を全てクリア
    [F3:内容クリア]キーを押すと、入力中の内容を全てクリアします。
  4. リストボックスの条件を解除
    条件検索から一覧検索を呼んだ場合、この処理が有効になります。
    [F4:全体表示]キーを押すと、リストボックスの条件を解除します。
    [F4:条件復帰]キーを押すと、リストボックスの条件が復帰します。
  5. 検索の実行
    [F5:実行]キーを押すと、条件に合致した最初のレコードに移動し、編集フォームに表示します。キーのフィールドで並び替えられています。
  6. 件数の表示
    [F7:件数]キーを押すと、条件を実行したときのテーブルの件数を表示します。
  7. 一括印刷の実行
    [F9:一括印刷]キーを押すと、一括印刷フォームが表示します。
    検索対象のレコードだけが印刷できます。
  8. 終了
    [F10:終了]キーを押すと、終了(キャンセル)します。
  9. 並べ替えを設定
    [並替]欄に並べ替えするフィールド名を選択します。
    検索を実行すると選択したフィールドの昇順に並び替えられて表示します。
    複数のフィールド名を使用する場合は、[並替]欄横のボタンをクリックします。[並べ替え変更]フォームが表示します。並べ替え処理に従い、[並び替え]欄を編集して[実行]をクリックします。
    [並び替え]欄は、それぞれのフィールドをコンマ (,) で区切ります。レコードを降順で並べ替えるには、文字列式の最後に「DESC」を入力します。たとえば、明細のレコードを明細番号で降順に並べ替えるには、”DNPNO DESC”を設定します。
  10. 条件の表示
    [Ctrl]キーを押しながら[L]キーを押します。
    入力した内容の条件を表示します。
  11. 編集フォームの表示
    [Ctrl]キーを押しながら[K]キーを押します。
    一覧検索書式を編集するフォームが開きます。

<一覧検索フォームのカスタマイズ>
[一覧検索書式編集フォーム]
一覧検索では、一覧検索書式を元に一覧画面を表示しています。はじめて一覧検索を選択したときに一覧検索書式を自動的に作成します(USysRel[テーブル名])。内容を変更したい場合は、一覧検索入力フォームを表示し、[Ctrl]キーを押しながら[K]キーを押します。編集フォームが現れて編集できます。ただし、編集するとき、開いているSoraフォームはすべて終了します。
一覧検索書式はテーブル(USysRel...)で構成され、1レコードがリスト表示される1つのフィールドになっています。
先頭のレコードは必ず[DANO]フィールドでなければなりません。[DANO]フィールドで条件式を作成するためです。[列幅]を 0 に設定することで非表示になります。[V0406]以降では作成時に 0 を設定します。その他のフィールドを表示したくない場合は、対応するレコードを削除します。
一覧検索フォームをはじめの状態に戻したいときは、USysRel[テーブル名]のテーブルを削除してください。
    <一覧検索書式の内容>
  1. [No]
    連番を入力します。
  2. [列幅]
    フィールドを表示する列の幅をcm単位で指定します。<例>2.4
  3. [リスト並び替え]
    リスト表示の並び替えフィールドを指定します。
    先頭のレコード(DANOフィールド)だけに指定します。
  4. [テーブル名]
    業務に対応したテーブル名を記述します。
  5. [フィールド名]
    フィールド名(項目名)を記述します。
  6. [標題]
    フィールドの標題が表示されます。
  7. [データ型]
    フィールド名のデータ型が表示されます。