超音波ドプラ研究会
代表幹事 川内章裕
副代表幹事 唐澤英偉
本研究会は、腹部・体表臓器の日常診療における超音波ドプラ法についての会員相互の知識・技術の向上を図り、医学の進歩に寄与することを目的として、1996年9月に発足しました。
以後、年に二回の研究会に、医師、検査技師、超音波メーカー関係者、技術者、造影剤メーカーなど多数のご参加をいただき、多くの演題と活発な討議が行われています。また、up
to dateな話題に関するワンポイントレクチャーや各分野の第一人者による特別講演が企画され、有意義な研究会となっております。
さらに、平成17年からは、指定超音波医学会関連研究会として認定されました。これより、超音波医学会専門医(平成17年4月26日以降が有効)ならびに超音波検査士(平成17年2月18日以降が有効)の資格更新に関して、単位が取得できます(発表10単位、出席5単位)。
研究会 | 日時 | 場所 | 当番幹事 | 主題 |
第1回 | 1996年9月28日 | 富士フイルム 本社ホール |
唐澤英偉 | - |
第2回 | 1997年3月11日 | 富士フイルム 本社ホール |
高橋正一郎 | 超音波ドプラ法は肝臓癌の臨床にどこまで役に立つのか |
第3回 | 1997年9月20日 | 富士フイルム 本社ホール |
山中恒夫 | ドプラ波形解析の意義 |
第4回 | 1998年3月14日 | 富士フイルム 本社ホール |
松谷正一 | パワードプラの意義 |
第5回 | 1998年9月12日 | 野口英世記念館 | 宮本幸夫 | 1.カラードプラがB-mode診断に新たな視点をもたらした症例 2.超音波ドプラ診断の有用性-他のモダリティーに比して 3.三次元超音波ドプラ診断の有用性 |
第6回 | 1999年3月6日 | 野口英世記念館 | 水口安則 | 超音波ドプラによる腫瘍性病変の鑑別診断 |
第7回 | 1999年9月25日 | 野口英世記念館 | 安原一彰 | 肝細胞癌治療における超音波ドプラの役割 |
第8回 | 2000年3月4日 | 野口英世記念館 | 住野泰清 | Levovistの使用経験・有用性と問題点 |
第9回 | 2000年9月2日 | 野口英世記念館 | 田中克明 | 肝疾患に対する造影超音波の最前線 |
第10回 | 2001年3月10日 | 野口英世記念館 | 川内章裕 | 世紀を超えた超音波ドプラ検査-造影超音波の検査条件と意義 |
第11回 | 2001年9月1日 | 野口英世記念館 | 石井 誠 | 1.造影超音波法の時相-何を見ているのか 2.鑑別診断 |
第12回 | 2002年3月16日 | 野口英世記念館 | 北村 宏 | 1.膵臓疾患における造影超音波法の有用性 2.肝細胞癌の治療効果判定における造影超音波法の有用性 |
第13回 | 2002年9月21日 | 野口英世記念館 | 森 秀明 | 1.ドプラを用いた肝臓の機能評価 2.三次元超音波診断の進歩 |
第14回 | 2003年3月15日 | 野口英世記念館 | 斉藤明子 | 超音波造影剤臨床応用における新たな展開 -YM454の使用経験と今後の展望 |
第15回 | 2003年9月27日 | 野口英世記念館 | 古瀬純司 | レボビストを用いた造影超音波法 -肝腫瘍における鑑別診断の総括 |
第16回 | 2004年3月27日 | 野口英世記念館 | 沼田和司 | 造影超音波法を主体とした胆嚢・胆管疾患 における新展開 |
第17回 | 2004年9月18日 | 野口英世記念館 | 仁平 武 | 肝腫瘍診断のストラテジー (造影超音波と造影CTの比較) |
第18回 | 2005年3月12日 | 野口英世記念館 | 大熊 潔 | 肝腫瘍における造影超音波の役割 ―decision tree 2005― |
第19回 | 2005年9月17日 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
国分茂博 | 治療における超音波ドプラの有用性 |
第20回 | 2006年4月1日 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
佐々木勝己 | 臨床における超音波検査の新展開 :三次元超音波検査の臨床応用 |
第21回 | 2006年9月2日 | 野口英世記念館 | 飯田和成 | 超音波検査の近未来像 1.今後のレボビストの役割 2.こうも使える3D超音波検査 |
第22回 | 2007年3月3日 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
飯島尋子 | 肝胆膵腫瘍における 造影超音波検査の新展開:SONAZOIDによる造影超音波検査の基礎から臨床応用 |
第23回 | 2007年9月22日 | 東京慈恵医科大学1号館講堂 | 加藤博敏 | ソナゾイドを用いた肝腫瘤の造影超音波検査−レボビストとの比較において新たに見えたもの、見えなかったもの− |
第24回 | 2008年3月8日 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
吉田 寛 | 造影超音波法の工夫 |
第25回 | 2008年9月13日 | 東医健保会館 | 小川眞広 | 再認識!こんなに便利な(非侵襲的)血流表示法! |
第26回 | 2009年3月14日 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
丸山紀史 | ソナゾイド造影超音波:2年間の総括 |
第27回 | 2009年9月12日 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
中島美智子 | 超音波検査のさらなる飛躍 |
第28回 | 2010年3月 | 学術総合センタ- (一ツ橋記念講堂) |
今井康晴 | |
第29回 | 2010年9月18日 | 旭川グランドホテル | 麻生和信 | |
第30回 | 2011年10月15日 | 東京慈恵会医科大学 | 森安史典 | |
第31回 | 2012年3月10日 | 東京慈恵会医科大学 | 中田典生 | |
第32回 | 2012年9月29日 | 東医健保会館 | 浅野康治郎 | 一から学ぶNASH・NAFLDとその画像:現状と課題肝結節の画像診断:エコー・CT・MRIの比較2012 |
第33回 | 2013年3月2日 | JA共済ビル | 青木武士 | 各臓器における造影超音波の新たな役割と応用 |
第34回 | 2013年9月7日 | 東京都済生会中央病院 | 関口隆三 | 形態から機能、そして統合へ |
第35回 | 2014年3月1日 | コクヨホール | 和久井紀貴 |
超音波を用いた治療効果判定法の進歩 |
第36回 | 2014年9月27日 | 東医健保会館 | 田中弘教 | 超音波ならではを集める |
第37回 | 2015年3月14日 | はまぎんホール | 森本 学 | |
第38回 | 2015年10月24日 | 東京医科大学 | 小林功幸 | 肝疾患における最新の超音波診断・治療 |
第39回 | 2016年3月5日 | 東医健保会館 | 三輪治生 | 腹部超音波検査の新展開, 診断の決め手となる超音波画像 |
第40回 | 2016年10月1日 | 東医健保会館 | 川内章裕、唐澤英偉 |