PICCHIO DAL POZZO

  イタリアのプログレッシヴ・ロック・グループ「PICCHIO DAL POZZO」。 70 年代後半、NEW TROLLS のヴィットリオの弟、アルド・デ・スカルツィらを中心にジェノヴァにて結成。 作品は二枚。 サウンドは、美しくもアヴァンギャルドな現代音楽調のものであり、ユーモラスにして精緻。 2001 年、驚異の発掘音源発表に続き、2004 年には再編、新譜発表。

 Picchio Dal Pozzo

 
Andrea Beccari bass, horn, percussion, voiceAldo De Scalzi keyboards, percussion, voice
Paolo Griguolo guitar, percussion, voiceGiorgio Karaghiosoff percussion, voice
guest:
Vittorio De Scalzi flute on 3,8Fabio Canini drums on 5,6, percussion on 3,5,7
Gerry Manarolo guitar on 7Leonardo Lagorio contralto sax on 5,7 (CELESTE
Carlo Pascucci drums on 5,7Ciro Perrino xylophone on 3 (CELESTE

  76 年発表の第一作「Picchio Dal Pozzo I」。 内容は、美しい音を散りばめた暖かくメロディアスなテーマを、緻密なアンサンブルで守り立てるデリケートなジャズロック。 さまざまなプレイや SE を張り巡らせた、現代音楽的なニュアンスのある、知的なサウンドだ。 ファズ・ギター、エレピ主体のキーボード、各種管楽器にきめ細かいパーカッションも用いたアンサンブルは、か細いようで惑わすような色気ある佇まいを見せる。 スキャットによる眩暈のするようなヴォーカル・パフォーマンスもあり、まさしく、カンタベリー・サウンドといえるだろう。 ジャズロックといってしまうには、あまりにクラシック的な構築性があり、ミニマリズム、コラージュといった手法も取り入れられている。 そして、緊張の連続の合間を縫って、ほっと息をつかせるようなユーモアさえもしっかりと配されている。 現代音楽的ではあるのだが、険しく荒々しい前衛ではなく、洗練された美感とウィットがあるために聴きやすい。 HATFIELD AND THE NORTH の現代音楽的な面を拡大して ECM 風のサウンド・テイストを加え、シンフォニックに仕上げたようなイメージの作品もある。 ロバート・ワイアットやマイク・オールドフィールドのセンスをイタリアン・ロックへ取り込んだ、といってもいいかもしれない。 詳細にいうと、A 面では SOFT MACHINE が顔を出し、B 面では HATFIELDS が現れる。 ゲストには、NEW TROLLS のヴィットリオ・デ・スカルツィと CELESTE のメンバーの顔も。 GROG レーベル。

  アナログ A 面には「Hay Fay」という副題がつく。
  1 曲目「Merta」(3:18)。 アコースティック・ギターによる複合拍子(8 分の 8+7 と 8 分の 8+9 のコンビネーション)のアルベジオがフェード・イン。 7th 独特の謎めいた響きである。 もう二つギターが追いかけ始めシロホンがきらめくように鳴るとアンサンブルはモアレのように精緻な模様で蠢き始める。 KING CRIMSON を優美にしたような演奏だ。 ヴォカリーズが熱い。 エレクトリックなノイズがうねるように交差する。 そしてテーマは、SOFT MACHINE 風のディストーション・オルガンと管楽器による力強いユニゾン。 複雑な紋様が重なり合う、眩惑的な演奏だ。 ホルンのエネルギッシュなブロー。 きらきらしたシロホンとともにフェード・アウト。
  静かにして挑戦的な変拍子パターンがモザイクをなす、催眠術のような序曲。 マイク・オールドフィールドをもっと密やかでしたたかにしたようなイメージである。 おだやかなのにスリリング。

  2 曲目「Cocomelastico」(4:23)。 クロスフェードで浮き上がるベースのもったりとしたリフ。 ブラスが一気に立ち上がると、かなり SOFT MACHINE 調である。 ギターとホルンのハーモニーによるモーダルでなめらかなテーマ。 オルガンの和音が厚みをつけている。 カウンターは、二つの管楽器が表拍と裏拍で交互にリードを取り合う、ユーモラスなデュオ。 のほほんとしたテーマの裏では、スペイシーなシンセサイザーが舞う。 力強いホルンのユニゾン。 パワフルなオブリガート。 一転リズムはジャジーなシンバルへと変化し、クールでメローなエレピのアドリヴへ。 能天気なスキャット、さらには、ざわめきやうがいの音など SE が散りばめられる。 ギター、ホルンのハーモニーによる不安定なテーマが再び。 テーマがオルガンに吸い込まれて広がってゆくと、ギターがつまびかれエレピもささやく。 ホルンとギターによる決めで鮮やかに終り。
  ユーモラスかつ知的なカンタベリー風のジャズロック。 丹念なジャズ・ビートと無表情を装う管楽器、ギターによるノイジーなハーモニーが、現実を透けてしまうくらいに薄く引き伸ばす。 直截的な効果音が、かえって非日常的な雰囲気を高めるところがおもしろい。

  3 曲目「Seppia」(10:16)。 発信音のようなシンセサイザー・シーケンスにアドホックなベースのハーモニクスが散りばめられる、眩暈のしそうなオープニング。 管楽器群によるほとばしるようなテーマが噴出し、勢いよいファズ・ギターやドラムスの参入とともに、演奏は凶暴な表情を見せ始める。 捻じれるようなエレクトリック・ノイズ、転がるようなマリンバ、電気処理されたスキャットの群れが、混沌とした世界にサイケデリックでアナーキーなパワーを蓄え始める。 かっちりとしたギター・リフとシュアーなドラム・ビートがなんとか秩序を保つ。 演奏は狂気にまで高まる。 MATCHING MOLE にも迫る展開である。
  突如世界のページをめくるように音が消え、マリンバとフルート、ギターによる奇妙なユニゾンが現れる。 極端な落差に息を呑む展開だ。 鶏がときをつくり、ギターとベースによる波打つようなアンサンブルがフェード・イン。 鐘も鳴る。 そして言葉遊びのような少年の一人語りが始まる。 こだまのように繰り返される言葉。 「Toyota toyota ...」の連呼は何? グループ名もささやかれる。
  エピローグは管楽器とヴォカリーズ、ギターらによる朗々たる演奏。 ようやく人心地がつき、哀愁が漂う。 間奏はマリンバ、ギターのデュオにエレピが応えるジャジーな演奏。 ヴォカリーズとフルートは、さらにソフトな歌を歌いだす。 HATFIELDS 的。 さざめくギターのアルペジオ。 余韻が去ってゆく。 ラジオのチューニング。
  悪夢の物語のようにさまざまなシーンが連なる大作。 色彩の地獄のような序盤から、現代音楽的できわめて抽象的な空隙を経て、メロディアスな涅槃へと到達する。 終盤のスキャットからはきわめてロバート・ワイアット、HATFIELDS 的な展開。 リズムはさほど強調されず、漂うようで空ろな調子が一貫する。 脈絡がないのに流れはナチュラルだから不思議だ。 代表作。

  4 曲目「Bofonchia(愚痴)」(00:51) フルート、アコースティック・ギターらによるクラシカルなエチュード風のアンサンブル。 典雅な演奏に発信音のようなノイズが重なって駆け巡る。 最後はスイッチを切られて終わり。
  クラシカルで愛らしいアンサンブルがノイズで分断される、メタ・ミュージック風のお遊びナンバー。

  ここからアナログ B 面。 「Fay Hay」という副題がつく。
  5 曲目「Napier」(7:23) 現代音楽調のアンサンブルと即興演奏を交えた、ユーモラスにして険しさもある作品。 フルートによるオープニングから、ピアノ、サックスのユニゾン ズッコケたお祭りのようなしなやかな全体演奏 印象派風にたなびくピアノから、ソフトなヴォーカルが入ってくる。 旋律は、いかにも人工的な上下動を見せるも、和音の響きが柔らかく美しい。 キーボード主体のゆったりとした演奏が膨れ上がり、奔放なサックスと重なる。 サックス、エレピ、シンバルによるファンタジックな演奏が続く。 初期 RETURN TO FOREVERHATFIELDSNATIONAL HEALTH の音だ。

  6 曲目「La Floricultura Di Tschincinnata」(4:22) オープニングは、ほとんどフィル・ミラーなギター。 ヴォーカル・パートは、前曲をひきつぐようだ。 切れのいいリズムでギター、サックスが走る。 突如コラージュされるのは、マドリガル風の多重録音ハーモニー。 舌足らずな反復がエレピの和音で静かに断ち切られ、デリケートなソロが始まる。 マーチング・スネアのロールをきっかけに、再びしなやかな全体演奏へ。 キーボード、サックスらが爆発的に暴れるも、ワルツのリズムはキープされて、丹念な演奏が続いてゆく。 破綻気味の演奏は、そのままメンバー同士のいい合いへ移り、そのままおしまい。
  HATFIELDS そのもののような作品。過激な面とソフトでメロディアスな面が、大胆に交錯する。

  7 曲目「La Bolla(泡)」(4:29) 大きく波打つ音に抱かれるような作品。 静かに繰り返されるピアノの和音、ワイアット風のヴォカリーズらがゆったりしたうねりを作る。 サックスやギターはその上で自由に跳ね回る。
  8 曲目 「Off」(4:49) ドビュッシー、ラベル調の美しいソロ・ピアノがざわめくオープニング。 フルートが加わった神秘世界は、いよいよドビュッシーである。 二つのフルートによるハーモニー。 ピアノが全音階的な和声から整った反復パターンへと変化すると、霧は晴れ始め幻想世界に一本の道が見えてくる。 ヴォカリーズ、フルートによるテーマが美しい。 再び全音階的なピアノ演奏とフルートのハーモニーへと回帰し、謎めいた余韻を残して終わってゆく。
  幻想的な風景の広がりをイメージさせるピアノとフルートによるアコースティック・デュオ。 豊かな音色で空間を意識させる演奏は、ニューエイジ調ともいえる。 うっすらと広がる世界の奥底に、秩序を維持するための鍛錬と、しっかりした骨格が感じられる。


  きらめくような音を巧みに配した、インテリジェントで空想的なジャズロック。 HATFIELD AND THE NORTHMATCHING MOLE に一脈太く通じるカンタベリー・サウンドである。 そして、変則的にして軽やかなアンサンブルや緻密な音響などには、本家を凌ぐほどのコンテンポラリーな尖鋭性がある。 それでいてユーモラスで暖かみもあるから大したものだ。 ソフトな音色の生むジャジーな幻想性とクラシック的な尖った感性が同居しており、ややもするとシンフォニックな広がりやニューエイジ風の夢想世界すら垣間見せる。 単純にジャズロックという言葉ではくくれない自由度があるのだ。 また、SE が巧みに使われるばかりか、サイケデリックといってもいいような空間的エフェクト処理もなされている。 ロバート・ワイアットや GONG を思い浮かべて正解である。 いろいろな音楽を試し批評し、取り込んでいく冒険心あふれる音楽家たちの意気込みが感じられる傑作だ。 もちろん SOFT MACHINENATIONAL HEALTH など、カンタベリーのファンにはお薦め。

(KICP 2822)

 Abbiamo Tutti I Suoi Problemi

 
Andrea Beccari bass, recorder, percussion, voice
Aldo De Scalzi keyboards, sax, guitar, voice
Paolo Griguolo guitar, recorder
Aldo Di Marco drums, vibraphone, organ
Roberto Bologna sound techinic
Roberto Romani sax, flute, clarinet

  80 年発表の第二作「Abbiamo Tutti I Suoi Problemi」。 四年ぶりの新作。 三人の新メンバーを迎え、金管楽器を充実させた編成となる。 作曲は、一部を除いてデ・スカルツィとディ・マルコのコンビによる。 冒頭サウンド・コラージュ風の歌ものが象徴するように、前作よりも音楽はアヴァンギャルドなものとなる。 サックス、ギターらのユニゾンとハーモニーが、無調の旋律をウネウネとたどり、傾いだようなアンサンブルを構成し、音の切れ端を次々と奇妙な紋様で縫い合わせてゆく。 いわゆる現代音楽であり、変拍子も執拗なまでに多用される。 イメージは、愛らしくなった HENRY COW である。 緊張と弛緩のバランスや印象的なメロディのタイムリーな挿入など、アクセスしやすさへの配慮も怠りない。 L'Orchestra レーベルからの作品であるため、この作風にはレーベル・メイトの STORMY SIX からの影響もあったのかもしれない。 KING レコードの CD はオリジナル LP とは曲順が異なるようだ。

  「La Sgargianza parte 1」(0:49)

  「I Problemi Di Ferdinando P.(フェルナンド.P の場合)」(7:22) 管楽器、オルガン、ベースによる無調/多旋律アンサンブル。 異様な圧迫感あり。 ドラムレス。

  「La Sgargianza parte 2」(0:51)

  「Moderno Ballabile(現代舞踏曲)」(9:50) 管楽器、ギターらによる抽象的な変拍子、変速アンサンブル。 ユニゾンが特徴的。 自由律というべきか、一体となったアンサンブルは、もたもたしながらも勝手気ままに動いてゆく。 メロディらしいものは存在せず、きわめて断片的なフレーズが反復され、積み重なり、打ち捨てられてゆく。

  「La Sgargianza parte 3 e4」(1:33)

  「Strativari」(5:49) 断続的なプレイと打楽器的な音使いを強調した作品。 ジャジーなプレイはパロディに聴こえる。 シロホンの音色と後半のきわめてクラシカルなフルートが印象的。 RASCAL REPORTERS のようなアメリカのレコメン系アーティストの作風にも近い。

  「Mettiamo Il Caso(不確定事象)」(15:46) HATFILEDS そのもののような、美しくも挑戦的で切ない名作。 ギター、サックス、弦楽器がよく歌っている。 変質的なリズム制御としみいるようなメロディのセンスにフランク・ザッパからの流れを感じる。

  「Uccellin Del Bosco(森の物語)」(3:15) ややへヴィな音によるGENTLE GIANT のような変拍子ロック。 アカデミックな調子を軽々と打ち捨てるようなユーモラスでノリのいい作品である。


  管楽器をフィーチュアし、不協和音、変拍子、無調性などを大きく取り入れたアヴァンギャルドなジャズロック。 金管楽器のユニゾンによるテーマ演奏や変拍子とともに短いパッセージがおり重なってゆくアンサンブルからは、張り詰めたような緊張感、深刻さとともに、ホンワカしたユーモアが浮かび上がってくる。 演奏は、即興的な勢いよりも、変則的ながらも明確な抑揚をもった緻密なイメージがあり、ジャズというよりは室内楽といった方がよさそうだ。 もちろん、7 曲目(名曲!)のように、前作を思わせるメロディアスでジャジーな瞬間も訪れ、それがまた効果的である。 また、サウンドが尖っているだけにイタリア語のまろやかな響きに一層の魅力が感じられる。 イタリアの HATFIELD AND THE NORTH がイタリアの HENRY COW になったともいえそうだ。 古びることのない傑作。

(KICP 2841)

 Camere Zimmer Rooms

 
Andrea Beccari bass, fluteAldo De Scalzi vocals, keyboards, guitar
Aldo Di Marco drums, percussionPaolo Griguolo guitar, clarinet, vocals
Claudio Lugo sax, fluteRoberto Romani tenor sax, flute
guest:
Roberto Bologna guitarGiorgio Karaghiosoff sax, flute
Francesco Tregrossi acoustic guitar

  2001 年発表のアルバム「Camere Zimmer Rooms」。 77-78 年にかけて、スタジオ・ライヴ実施を意図して作成されたデモ音源。 4 曲目のみ 80 年録音。 メンバーは、ほぼ第二作と同じである。 ヴォーカル表現含め知的でひねりのある器楽というイメージが強いグループだが、本作ではライヴ形式の録音ということもあり、比較的演奏はストレート。 精緻で丹念な演奏ではあるが、勢いのあるエレクトリック・ジャズともいえそうなニュアンスのパートも多い。 全体としては、メロディアスで反復の多い全体演奏に、各パートの音を活かして変拍子の上で短いパッセージを折り重ねる職人的な表現を加味した感じである。 そして、ヴォーカル・ハーモニーが、上に述べたような器楽としての位置づけを越えて「歌」として演奏の上にしっかりと存在しているところも意外だ。 このヴォーカルがあることでイタリア的なメロディと響きが強調されており、カンタベリー・ミュージックとしてとらえたときには異色作という扱いになりそうだ。 とはいえ、挑戦的な姿勢が暖かみのうちからにじみ出てくるようなところは健在である。 メンバーが改まり前衛志向に拍車がかかったが、サウンド的には一作目の優美さやユーモアをもそのままキープしている、といっていいだろう。 得意の効果音/スキャットを交えた 3 曲目が、明快にして痛快の逸品。 音質は問題なし。 全曲未発表曲。 ドラムスはなかなかの腕前。

  「The President」(9:37)
  「The Sea Of Ireland」(6:20)
  「The Town」(13:12)
  「Th Penguins」(13:42) 冒頭の演奏に RIO 的なものを強く感じる。 ヴォーカルが入ると一気に HF&N に。
  「The Irish Ghost」(0:40)

(CUNEIFORM RUNE 153)

 Pic_nic@Valdapozzo

 
Aldo De Scalzi keyboards
Paolo Griguolo guitars
Aldo Di Marco drums
Claudio Lugo sax

  2004 年発表のアルバム「Pic_nic@Valdapozzo」。 スタジオ新作と、2002 年のライヴ録音から構成される新作。 前半にはデメトリオ・ストラトスの声のサンプリングが加工されてインサートされ、不思議な効果を上げている。 音響処理で捻じ曲げられているが、単なる効果音としての扱いではない。 それどころか、バンドとの密な競演といったイメージである。 後半は、組曲「Valdapozzo」のライヴ録音。 新しい世界への入り口が見えそうな、美しき即興演奏に魂を奪われる。 全体に、即興と大胆な編曲が大きく取り上げられたジャズ、もしくはジャズロックであり、野心的な姿勢が自ずと表れている。 隙間が多く、余韻をたっぷりと響かせる演奏が独特のロマンを生み、往年の姿は、管楽器とギター、キーボードによる丹念で美しく、静かな自信に満ちた調子ッ外れハーモニーとユニゾンに現れる。 ファズギターの調べやヴァイブの揺らぐ響き、雨粒を撥ね散らかすようなパーカッションがなんともいい。 緊張感とリラックスした感じがちょうどよくブレンドされた、小さなスペースでのだんまり芝居のような、手応えある作品だ。 ただし、注意深い、集中したリスニングが求められる。 個人的には、終盤、スクラッチのようなノイズとともにタイトに迫る 2 曲目「Fetakyma」に痺れている。

  「Adriatico」(8:34)
  「Fetakyma」(14:00)
  「Pugni Chiusi」(8:32)
  「Boccasedrio」(8:27)
  「Epitaffio」(2:13)
  「Valdapozzo」(16:01)

(AUD 01704)


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