えー、ながらくのお休み、失礼いたしました。5、6年ぶりでしょうか。こどもはすっかり遊んでくれなくなり、カーちゃんのごろごろしているわたしへの視線がより一層険しくなり、会社の席はどんどん窓際に近づき、AKB48 は次の一手が打てずに停滞し、唯一、卓球三昧の日々になってからデブで悩むことが減ったのがいいことであります。 ただし、人間としての性能全般が明らかに劣化してきており、約束ごとは忘れる、人の名前は出てこない、カーちゃんとの会話も「あの、あそこの、あれあれ」ばかりであります。 そんなこんなで楽しみなのは、TV でバカドラマを見ることだけでございます。音楽?それ食えるのか?「念力家族」復活希望。
  以下、むちゃくちゃひさびさの「最近の一口鑑賞」でございます。
  このところあまりリアルタイムの音に興味が持てず、かといっていまさらビートルマニアにもなれずでうろうろしておりますが、思ったよりは 80、90 年代のグループが新譜を出し続けてくれるので、それを追いかけるだけでもなかなか慌しくしております。 感想文のほうは、老化のせいか暴言が多いような。女の子に対する口の利き方は男性の評価の一大ポイント、といった説もありますので気を引き締めたいと思う今日この頃です。
  
   Steve Hackett は、「 Beyond The Shrouded Horizon」。一作前でしょうか。 あいかわらずだけどどこか余裕が感じられる。もっと CRIMSON しても個人的にはかまいません。最後の曲の管弦は意外に英国ロック。 病んでるところも変わらず。Shrouded って「屍衣」ですからね、すごい。 FROM.UZ は、「Seventh Story」。初めてフュージョンだと思うところがあった。 これまではジャズと EL&P の好きなプログレ・メタルだと思ってました。歌があるほうがいい。 François Thollot は、「Ceux D'en Face」。一人 MAGMA の人。なかなかピンとこなかったが、宅録の限界なんでしょうな。でも宅録で MAGMA ってえらいと思う。 今のバンド SCHERZOO は未聴。 RENAISSANCE の「Day Of The Dreamer」。十年位前のライヴ・アーカイヴ盤。曲の収録情報がまったく書いてない。どこかで(BBC のライヴかな)聴いたヴァージョンもあるような。 リスニングだけで、これは xx 年の yy でのライヴ、とあてられるよう精進します。(無理) O.N.Jは、オリヴィエ・ベノワの「Europa Rome」。この監督のシリーズは全部グレイト。今作は、ほぼ CRIMSONHENRY COW でちょっとマイルス、なので完全にプログレ仕様。おまけに変拍子でいななきブロウでもどこかエレガント。OSLO も楽しみ。 Frank Zappa は「Läther」。年に何回か、集中して聴いている。けっこう BGM 化する。Studio TunOrchestral Favorites の CD も買おうかな。古い時代の曲がドラムスのおかげで新しく聴こえることが今回の発見。というかザッパって 69 年くらいで芸が完成しているな。 浣腸強盗って、なさそうだがありそう。 FINNFOREST の「Demonnights」。こういうフュージョンだったら聴いていたかもしれないなあ。サックスがぱぱぱと入ってもちゃんと冷やっこくってファンタジック。 LIFESIGNS の「Cardington」。抒情派 AOR プログレの良品。一作目が気に入っていたので、ライヴで終わらず二作目が出てよかったです。 飛行船ノスタルジーを描写する音がなんとも雰囲気に合っている。ゲストギタリストのバンドも聴きたくなる。特に、ニコ・ツオネヴ氏。 PINK FLOYD は、「Animals」ばっかり聴いてます。ここ数年「ダイアモンド」ばっかりだったのがウソのよう。「Dog」やりたいです。コードがけっこうややこしいけど。 KAIPA は最新作?「Children Of The Sounds」。二作ほど跳ばしたので久しぶり。きーきーいう女の人の声にやっと慣れてきた。そこだけ気にしないようにするとルンデン氏の芸風は 70 年代のまま。結局は「素朴さ」がキーのような。

  CD と書籍の山がリフォーム後もはやスプロール現象を起こしつつあります。やっぱりもう一軒家がほしいです。そこで姫と....うそです。ゴメんなさい。


さあ、こっから下はもう 20 年近く変わらん内容だ!(一番下が新しい内容です)

全然脈絡はないのですが、気に入った言葉があるので、書いときます。 最高の作り手でありなおかつ最高のファンである、ある映像作家様からいただいた言葉です。
「マックスは誠実に“ウルトラ”に対して向き合って作った、自分でも観てみたい“ウルトラ”の究極の形だと思っています。“ウルトラ”は想い出であり、未来であり、いつまでも摩訶不思議な“夢”なんだと思います。」
これは、とりわけ高度情報化社会においては、あまたのあらゆる「作品」について、あてはまる言葉だと思いました。

何がプログレかっていう議論は避けてるだけれどもやはり舞い戻ってきてしまいますなあ。 そもそも自分が次にどういう方向へいくかが全然予測不能。 情報過多になると人間ハングアップしますね。 素朴にいこう、素朴に。 ポスト・ロックをきっかけに今の音で刺激的なものを求めるって気持も湧いてます。 70 年代の音はすんなりハマる代わりにハマり方がマンネリ気味にも感じられるので新たな世界に行きたいですねー。

aope 買えばもっかい聴けるこのライヴ。 よかったもんな。 客は少なかったけど。

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