ART ZOYD

  フランスのチェンバー・ロック・グループ「ART ZOYD」。 69 年結成。72 年、以後中心となるティエリ・ザボイツェフとジェラール・ウルベット加入。 70 年代後半に RIO 運動に参画。 暗黒ゴシック・チェンバー・ミュージックの始祖的なグループの一つであり、UNIVERS ZERO とも交流あり。 70 年代の重厚長大凶暴なオリジナル作品、80 年代のバレエのための音楽、そして 90 年代の映像に音楽を付加する試みなど、作風は、時代とともに変化する。 1996 年に続き、2002 年にも音楽祭に招聘されて来日。 初期の管絃にベース、パーカッションを用いた作品は MAGMAUNIVERS ZERO のファンにお薦めです。

 Symphonie Pour Le Jour Ou Bruleront Les Cites

   
Patricia Dallio grand piano, electric piano
Alain Eckert guitar, voices
Gerard Hourbette violin, viola
Gilles Renard sax
Jean-Pierre Soarez trumpet, percussion
Thierry Zaboïtzeff bass, cello, voices

  80 年発表の作品「Symphonie Pour Le Jour Ou Bruleront Les Cites」。 76 年発表の第一作の作品を、80 年にサックスとキーボードのメンバーを加えて再録音、リミックスしたもの。 内容は、熱狂的かつ真剣そのものの暗黒チェンバー・ミュージック。 パーカッション、ベース、ピアノらによるパターンの上で、狂おしい絶叫と管弦楽器が暴れ周り、陰鬱にささやき、やがて黙り込む。 作風は、管絃楽器のドローンと熱狂的なアンサンブルを交錯させて、次第に昂揚を呼び覚ますものであり、楽曲は、クラシカルな平衡感覚とジャジーな敏捷性がともに満たされた高い完成度をもつ。 ダークで厳格ななかに、恐ろしげな素振りばかりではなく、耽美な色彩も漂わせる魅力的な音楽だ。 素っ頓狂なアジテーションや高音ヘ突き抜けたがるベースは MAGMA、管楽器は UNIVERS ZERO など、明らかな影響元はあるのだが、クラシカルで怪奇なイメージで全体を一貫した明快さがあり、逸脱感や過激さすらも、そこに取り込まれている。 微妙なのだが、UNIVERS ZERO よりはクラシックの本流に近く、アカデミックな気がする。
   前半の組曲は、どちらかといえば素っ頓狂さよりも厳格、沈痛な印象がある。 特に、第一曲の第一部となる大作は、いわゆる現代クラシックといったイメージである。 これは、ヴァイオリン、チェロなど弦楽器中心の演奏であることと、管楽器のプレイがジャズ的でないためである。 第二部、第三部は、トランペットがフリー・ジャズ的なソロで主導権をとる場面も増えてくる。 ただしそれでも、弦とピアノ、ヴォイスによるゴシック・ホラー色が優勢か。 圧迫感は MAGMA に近い。
   第二曲は、リズムとともに管楽器がリードし、一気にジャズ化。 第一部は、ユーモラスなヴォイス(SAMLA?)も交え、ギター、管弦、リズムが一体となったせわしない展開も見せる。 民族色(というか捻じれたマイク・オールドフィールド?)や HM 的なギター・プレイもあり。 第二部でも、狂的な弦楽器が逆巻き、フリー・ジャズ的な管楽器とヴォイス、ギターが即興とダイナミックなアンサンブルを逞しく繰り広げる。 そして、性急でユーモラスな展開とサックス主導でメロディアスに流れる終盤が、カンタベリーに通じる面もあり。 旺盛なパロディ精神とともに、卓越した演奏力を感じさせる作品だ。
   絶叫と断片的なヴォイス以外は、全曲インストゥルメンタル。 ジャケットは、左が 80 年の LP と現行 CD、 右が 87 年の再発編集盤 CD (本作前後の二作も含んだアーカイヴ盤)のもの。

  「Symphonie Pour Le Jour Ou Bruleront Les Cites
    「Brigades Speciales」(13:23)
    「Masques」(8:56)
    「Simulacres」(6:53)
  「Deux Images De La Cite Imbecille
    「Les Fourmis」(5:31)
    「Scenes de Carnaval」(8:50)

   編集盤 CD(ACD 3030)には、オリジナル・アルバム三枚分プラス四曲のボーナス・トラックが付く。
  「Sangria」(2:27) 69 年収録。ザボイツェフ、ウルベット加入前のメンバーによる白痴的ガレージ・サイケ。YARDBIRDS というか、ZOMBIES というか。
  「Manege」(12:34) 76 年収録。アジテーション風のヴォーカルとひなびた超絶弦楽、トランペット、地鳴りベースらによるヘヴィ・チューン。STORMY SIXMAGMA の合体である。真剣一辺倒ではない、フェイクの魅力がある傑作。
  「Ba Benzele」(8:00) 85 年収録。デジタル・シーケンス、ドラム・マシンやワールド・ミュージック風の味付けなど、80 年代調が懐かしい。MINIMUM VITAL みたいです。
  「Golf Drouot 72」(4:06) 72 年収録。ザボイツェフ、ウルベット加入前のメンバーによるジャーマン風ドシャメシャ・サイケ。CAPTAIN BEEFHEARTフランク・ザッパの影響顕著である。ライヴ録音。

(ART ZOYD 001 / ATEM 7010 / ACD 3030)

 Musique Pour L'Odyssee

   
Michel Berckmans oboe, bassoon
Franck Cardon violin
Daniel Denis percussion
Gerard Hourbette violin, viola, keyboards, percussion, tapes, samplers
Jean-Pierre Soarez trumpet
Michel Thomas sax
Thierry Zaboïtzeff cello, bass, voices

  79 年発表の作品「Musique Pour L'Odyssee」。弦楽器がフィーチュアされ、よりシリアスさの強まったチェンバー・ミュージックの傑作。 ヒステリックな弦楽器のリフレインに管楽器の絶叫が重なる、かなり気味の悪い音である。 UNIVERS ZERO の ミシェル・ベルクマン、ダニエル・デニが参加し、ゴシック・ホラー調の演出に力を注ぐ。 ジャケットは左が LP と現行 CD、右が再発 LP。 器楽の充実とともに、パンキッシュな主張は相対的に引っ込み、クラシカルなチェンバー・ミュージックとしてのグレードは上がった。

  「Musique Pour L'Odyssee」(17:05)弦楽器の反復パターンに木金管が発作的/断続的に重なり、不気味なコーラスとパーカッションがアクセントをつけるゴシック・チューン。 反復の周期を多様に変化させ、瘴気の立ち上る世界を構築する。 10 分付近に地獄の蓋が開いたようなクライマックスが訪れる。 弦楽器を強調した UNIVERS ZERO もしくは、バルトークとホラー映画のサントラの中間地点。 ウルベット作。

  「Bruit, Silence - Bruite, Repos」(10:44) メロディアスな木金管楽器と幾何学的なアンサンブルを軸にした明快な作品。 管弦ともにサスティンを効かせたプレイを多用し、中空に漂うような序盤。 中盤、MAGMA ベースと管弦楽器によるポリフォニックな変拍子アンサンブルが現れる。 リコーダーも聞こえる。 奇天烈な演奏が次々と現れるが、表現が明快なため聴きやすい。 ザボイツェフ作。

  「Trio "Lettre D'Automne"」(7:01) 弦楽器の反復、ヴォリューム・コントロール、ディレイを使った幻想的な作品。 タイトルとおりとすれば、弦楽トリオ、つまりヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの三重奏だろう。 文学的なタイトル、「秋の手紙」らしい憂鬱で厳かな作品である。 序盤を回想する終章もいい。ウルベット作。

(ATEM 7002 / ACD 3030)

 Generation Sans Futur

 
Patricia Dallio grand piano, electric piano
Daniel Denis percussion
Alain Eckert guitar, voices
Gerard Hourbette violin, viola
Gilles Renard sax
Jean-Pierre Soarez trumpet, percussion
Thierry Zaboïtzeff bass, cello, voices

  80 年発表の作品「Generation Sans Futur」。 シリアスなモダン・クラシックと絶叫フリー・ジャズ、シンフォニックなプログレ、果てはガレージ・パンクなど、多彩な音楽性を披露する作品。 前作までとの違いは、強迫調はそのままにロック的なファクターが現れたところ、つまりスピード感やドライヴ感があるところである。 全体を通して、過激にして謎めいた雰囲気が最高にカッコいい。 タイトル・ナンバーは美しくも邪悪な傑作。 6 曲目は NATIONAL HEALTH にも客演したテクニシャン、アラン・エッカルのギターをフィーチュアした、アヴァンギャルド・ジャズ作品。過激なモダン・ジャズといった趣なのだが、フリー・ジャズという感じでもない不思議な、しかし美しい異色作である。

  「La Ville」(16:50) 激走と停滞、緊張と弛緩、拡散と集中を強迫調で貫いた、ドラマティックな傑作。 狂気が爆発する破滅的な高潮と破壊後の荒廃のコントラストは強烈。 リズム、テンポ・チェンジしながらの反復と切れのいいアドリヴは、SOFT MACHINE80' KING CRIMSON に近いものあり。 もっとも、クラシカルなアンサンブルとの対比があるため、より一層強烈に感じられる。 後半、重苦しいリズムレス・パートから一気に立ち上がる。 終盤の痙攣のような演奏が凄まじい。 RUINSMAGMA よりもこちらに似ているような。また、UNIVERS ZERO よりも音が硬質である。 ウルベット作。

  「Speedy Gonzalez」(2:55) ピアノ、ギター、ベースが忙しなく渦を巻けば、調子っ外れの管絃がツッコミ、ポリリズミックなアンサンブルへと性急に変転する。その後も断続音による即興がバラバラと続く。 タイトルは、ワーナーのアニメーション番組「LOONEY TUNES」に登場する忙しない動きが特徴のメキシコのネズミの名前。 そのままである。コミカルだがヤバい感じが MIRIODOR にも似る。また、ジプシー音楽や東欧、ロシアのダンスにも一脈通じる。 レナルド作。

  「Generation Sans Futur」(9:40) 真っ暗な音と狂気がリレーする彼岸的救済のある傑作。 安らかな世界を邪悪な狂気が凌辱し続けるが、美は損なわれない。 ティンパニ、地を震わすベース、即興ピアノ、超絶ドラミングなど衝撃的な音がふんだんにある。 ザボイツェフ作。

  「Divertissement」(6:45) スリリングな弦楽重奏。 エレクトリック・ベースやギター(エレクトリック・ピアノか?)がさりげなくいいアクセントをつける。 ザボイツェフ作。

  「Trois Miniatures」(5:12) ドラムスこそないが(拍子木はある)ギター主役、ヴァイオリン入りのジャズロックといっていい作品。 エッカル作。

(ATEM 7007 / ACD 3030)

 Le Mariage Du Ciel Et De L'enfer

 
Patricia Dallio electric grand piano, keyboards
Gerard Hourbette viola, violin, electric piano, grand piano, keyboards, percussion
Jean-Pierre Soarez trumpet, percussion
Thierry Zaboïtzeff bass, cello, voice, tapes, keyboards, percussion
Didier Pietton soprano saxophone

  84 年発表の作品「Le Mariage Du Ciel Et De L'enfer」。 PINK FLOYD とのコラボレーションでも知られるフランス人舞踏家ロランド・プティは、TV 番組で偶然 ART ZOYD のサウンドに出会い、魅了されて作曲を依頼する。 プティは完成した音楽に基づいてオリジナルのバレエ作品を製作した。 タイトルは、ウィリアム・ブレイクの詩「The Marrige Of Heaven And Hell」より。
  内容は、きわめて深刻で厳格な調子のチェンバー・ミュージック。 打楽器的な音を中心に、計算された反響の効果と不安感を煽る変拍子アンサンブルの不気味な運動性を生かして、奇怪なイメージを作り上げている。

  「Sortie 134」(11:00) 衝撃的なピアノ、パーカッション、擦弦楽器、サックスから構成されるアンサンブルによる凶暴なアンサンブル。 シリアスな曲調には、爆発しそうなエネルギーと反響を噛み締める静寂が込められている。 リスナーは、緊張のあまり観客(演者?)の子供の笑い声にすら過敏に反応してしまう。 異常な緊張感を押しつけてくる演奏である。

  「Cryogenese」(18:12) 笑い声に追われるようにアンサンブルは絶叫し、パーカッションのビートが悪夢を呼び覚ます。 ピアノを打楽器として用い、低音打鍵の衝撃をパーカッションとシンクロさせて杭を打ち込むように延々と続けてゆく。 そして、神経を逆撫でする安寧の欠片もない世界が作り上げられてゆく。 ドローン的な管楽器の響きと、地獄の釜がふつふつと煮えたぎるような打撃音、絶叫とともに爆発する管楽器セクション。 本作の中核となるエネルギッシュかつアヴァンギャルドな大作であり、厳格な現代音楽調にインダストリアルなサウンドとフリー・ジャズの破天荒なパワーが注ぎ込まれている。 変化は緩やかに起こるが、緊張は途切れず常に予断が許されない。

  「IO 1/2/3」(3:51+2:15+5:15) 精神を蝕む金属音の反復、明確なテーマが示されるが、その周辺を電気処理された管楽器群が亡者のように常軌を失って取り巻いている。
  不気味な管楽器のエコーとともに、再び低音鍵盤が爆発、怪しげに渦巻くノイズを吸い上げながら、管絃打楽器によるシーケンスが始まる。
  再び金属音による反復、ハーモニクスとドローンのデュオをけたたましい管楽器群が突き上げ、軋む金属のようなシーケンスが続く。途中何度も立ち消えるが、その度にあらぬ方向から復活してくる。 だらしない感じのする音にもかかわらず、ただならぬ緊張感がある。野太い男声のヴォカリーズが力強くも無常な旋律をリードし、ドラマを結ぶ。

  「Mouvance 2/1」(3:34+5:54) 幻惑的なピアノのリフレインは、反復ごとにリスナーの逃げ場をふさいでゆく。 リフレインとともに緊迫感は無限に高まり、窒息しそうになる。
   後半は、ピアノ主導のパーカッシヴで厳格なアンサンブル。金管楽器のパワフルなブローやサイケデリックなエレキギターも加わる。

  オープニングと逆順を辿って、パーカッシヴな演奏に一種狂的なロマンと厳粛な空気を湛える「Cryogenese」(14:30)から、退場の音楽と思われる「Sortie 134」(3:48)に笑い声とともに移り、終焉を迎える。


  暗黒舞踏に捧げられた邪悪で非人間的なインダストリアル・ミュージック。 ここに美と愉楽の道を見つけてしまったら、もう普通の世界に戻れないでしょう。 前衛的だが、音としてはなじみやすい。 音楽性は異なるものの、HENRY COW と同じインパクトをもつと思います。 名盤。

(COM6019)

 Nosferatu

 
Patricia Dallio piano, keyboards
Daniel DenisUNIVERS ZERO percussion, keyboards, samplers
Gerard Hourbette violin, viola, keyboards, percussion, tapes, samplers
Thierry Zaboïtzeff cello, bass, vocals, keyboards, tapes, samplers, percussion

  89 年発表の作品「Nosferatu」。 C.チャップリンも讃えた 20 世紀初頭のドイツの映像作家 F.W.ムルナウによる同名の無声映画(1921 年作)のために製作された一種の劇判音楽であり、ライヴではこの映画を上映しながら演奏が行われた。 音楽としては、キーボードと打楽器によるインダストリアルなサウンドを駆使し、反復をノイズが切り裂く不気味で衝撃的なチェンバー・ミュージックである。 サンプラーによる器楽、コーラス、効果音、さらにはベース、ピアノ、弦楽器といった生演奏も効果的に挿入されて、音楽を構成している。 人工的、無機的な音とアコースティックな音の均衡がなかなか絶妙で、冷気のほとばしる音の流れに血が通っている感じがする。 もっとも、朱い血ではなく暗く紫がかった血なのだが。 デス声が轟くとその血が冷え切ったまま沸騰し、巨大な軸車がぐるぐると血しぶきを上げながら回りだす。 怪奇の極致を描くにあたり、重苦しく厳しい表現だけではなく、タイトル曲のように狂騒的な表現やテクノ風のシーケンスもうまく使っている。 また、無限の虚空に鳴り渡るようなスペイシーでスケールの大きな展開もある。 音楽のイメージは、半壊しながらも轟々と回転し続ける巨大なオルゴールである。 また、なぜか 14 曲目では宮沢賢治の詩「青い槍の葉」が朗読される。(フランス人にとって日本語の響きは不可思議な効果音以外の何物でもないのだろう) この曲の後くらいから終盤に向けて演奏の運動性が高まり、異様な迫力を放ち始める。 プログレらしさも一気に膨れ上がる。 映画はブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」の翻案。
  表題作「Nosferatu」に加えて、フランスのある都市の市制 600 年を記念して行われたバレエのフィナーレのための音楽「Vorgange」が収録されている。 重厚かつ緊迫感にあふれたクラシカルな作風でありながら、デヴィッド・ボウイばりのキッチュなテイストもある大傑作である。 UNIVERS ZERO からドラマー、ダニエル・デニが参加。

(ACD 3008)

 Faust

 
Patricia Dallio keyboards, samplers
Daniel Denis UNIVERS ZERO percussion, keyboards, samplers
Gerard Hourbette percussion, keyboards, samplers
Thierry Zaboïtzeff percussion, keyboards, samplers, bass, cello, vocals

  95 年発表の作品「Faust」。 前作の成功を踏まえて、再び、1926 年の F.W.ムルナウの無声映画のために作曲された音楽である。 映画の原典は、もちろん高名なゲーテの戯曲(散文詩?)。 場面毎に、全 20 パートからなる仮想サウンド・トラックであり、内容は、主にノイズとサウンド・コラージュ、反復を多用した現代音楽である。 パーカッシヴにしてきわめてシリアスなチェンバー・ミュージックだ。 悲劇性を強調するクラシカルな低音ストリングス、衝撃的なパーカッション、邪悪なベース・ライン、さらにはサンプリングも駆使した、怪奇にして厳格そして不気味な静けさをもった音である。 映像なしでもかなり楽しめるのだが、本来の意図を読み取るには、やはり映像込みで体験するべきだろう。 また、アコースティックな音とエレクトリックな音のバランスはやや後者へと傾いており、あたかも本作後のエレクトリック化を示唆しているようだ。 8 曲目は GOBLIN を思い出してしまう正統ホラー映画路線。 12 曲目はスリリングな傑作。
   ちなみに、映画の方は、芸術性とスペクタクルとしての娯楽性ががっちりかみ合った大傑作である。 バットマンのジョーカーはこれの真似に違いないと思わせるほど「濃い」メフィスト、清楚にして淫靡、少女にして妖婦の「流し目」グレートヒェンなど、役者の演技もみごとです。

(ACD 3021)


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